Animate(アニメイト)という単語は、洋RPGなんかでは
死者をコントロールするネクロマンシー風の魔法として出てきたりします。
なので、なんか憑依チックな
オドロオドロしいイメージを持ってたんですが、本来は
「生気にあふれて生き生きとした」っていうような意味なんですね。
精霊信仰なんかのアニミズムと同語源だとは知っていたので、余計に魔法めいた印象がありました。
例の
よく動く黒ネズミの生みの親の、
「子供に見せるものに黒魔術的な中二ネーミングを施してくれるわクックック……」というセンスが炸裂した結果だったりしたら面白かったのに。
などという、キャッチーさに欠けるマニアックな前置きをしたところで、皆様こんにちは。
久々のブログ更新となりました。
ずっと目まぐるしくノナプル開発に勤しんでいたので、個人的にはあんまり久しぶりという感じはしないのですが。
簡単なことならツイッターに書けちゃいますしね。
でも、
オープニングの動画に入る予定のアニメ制作の進捗を報告するのは、ツイッターよりもブログ向けのネタかなーと思って筆をとりました。
というわけで、じゃん。
色つきのアニメのひとコマです。こういった感じのものが、
ごく一部ですが動き始めています!まだ動いている部分は予定のごくごく一部だけなのですが、それでも動くのを見ると完成がとても楽しみ。
それとともに、アニメ制作にかかる莫大な手間を目の当たりして、
テレビ放映されているようなアニメ作るのっていったいどんだけ大変なんだよ……とあらためて感嘆しています。
ちなみに予定では、
オープニングアニメのうちの数カットが、こんな感じのアニメーションになるはずです。
ノナプルのゲーム本編で使われているアニメーションは、ソフトウェアが計算で勝手に中割りを作ってくれています。
原理的には、いわゆるフラッシュアニメや3Dポリゴンと同じ形式ですね。
だから、オープニング用のこの絵のような、パタパタアニメの「中割りを全部気合いで描きます」というある意味でアナログ的、根性論的な手法には、素直に頭が下がるとともに度肝を抜かれてしまいます。
ましてや、パソコンどころかアニメ制作用の専門の機材さえない時代に、愛と気合いで戦い抜いた
黒ネズミのおっさん(失礼)のパッションたるや。ひいいい。
いやー。アニメーションって、本当にいいもんですね。話を戻しましょう。
このオープニング、
写真から起こした実写的表現とアニメーションが交錯することになるのですが、それがどんな味わいになるかは、正直予測できない部分も多々。
でも、こういう無謀なチャレンジも同人ゲーム制作の醍醐味のひとつですよね。
もちろん本編も、体験版第二弾のリリースに向けて着々と調整中。どうかもう少しだけ、楽しみにお待ちください。
さよなら、さよなら、さよなら!
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