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なんだか変身ヒーローの名前みたいですが、れっきとしたヒロインでございます。
今日は、無料版までのストーリーで明らかになったヒロインの情報をまとめてみたいと思います!
nonuple9_smile.jpg
●数万年に1人レベルの超ぽんこつ
「記憶回復プログラム」と呼ばれる実験の被験体にされ、一歩間違えば命を奪われるというのに、イマイチ状況がわかっていない模様。
すっとぼけを連発し、首なし死体に「手当てはいりませんか?」と語りかける圧巻の天然ぶりを発揮!
せっかくのホラーなシチュエーションも、彼女の壮絶なボケのおかげで次々と台無しに……!

●不気味なまでの冷静さ
そのボケっぷりとは裏腹に、心拍や呼吸が異常なレベルまで高まっても、たった数回の深呼吸であっさり落ち着きを取り戻してしまう彼女。
どんなに恐ろしいものを目撃しても、どんなにあり得ない状況に出くわしても、それを合理的に分析できてしまう冷酷なまでの理性を持っています。
恐怖にゆがんだ表情が、一瞬の無表情を挟んですぐに底抜けの明るい笑顔に変わるさまは、非人間的なものすら感じさせます。
彼女のこの特質も、どうやら「記憶回復プログラム」の計算のうちのようなのですが……。

●ノナプルナインって本名ですか?
被験体:999999999。9が九つ。これは……ノナプル・ナインというわけですわね。
上記は「記憶回復プログラム」の案内人を標榜する「ガイド」のセリフです。
というわけで、これは被験体に与えられる番号からつけられたニックネームのようなもの。彼女の本名はいまだ不明です。
果たして、ゲーム中で名前が明かされる日は来るのでしょうか?

●記憶がない
何と言っても「記憶回復プログラム」です。
プログラムを実行する者たちは、ヒロインの記憶を取り戻すのが目的だと明言しています。
しかしビルの中には、他の被験体とおぼしき死体の姿も。死者を出してまで取り戻したい、被験体の記憶とは何なのでしょうか?
そしてその記憶が、ヒロインの持つ奇妙な特質や、「32階が繰り返すビル」の謎の答えを示してくれるのでしょうか?

●思い出した記憶の中身を分析!
記憶が戻ると、そのイメージは映像として浮かび上がります。そして耳に響くのは、謎めいた男性の語る、断片的ながら明らかに危険な言葉の数々。
ここで、少し推理めぐらせてみましょう。これらがノナプルナイン自身の記憶であるなら、映像もノナプルナイン自身が目撃したものであるはずですよね。
あの男性がいた場所に、ノナプルナイン自身もいたということになるのでしょうか?



ま、考え出すとキリがないのでこのへんで。
無料版の内容だけでも、謎は山積みです。
うーむ。話題がぜんぜんエロゲらしくないぞ。もっとアハーンとかウフーンとか言わなきゃダメか。
少し、そういうのも考えておきますね。

現在公開中の無料版でも、えろえろミニゲームの発生源となってくれた【アゴニスト】と呼ばれる存在。
何なんスかね、あれ。

nonuple9_agonist

医学や生物学の用語で「アゴニスト」と言った場合、
普通は神経伝達物質の代わりをする薬のことを指します。

ゲーム中、ガイドがアゴニストについて説明していたセリフを引用してみましょう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  この手合いに知能はなく、またあなたに命の危険が及ぶこともございません。
  プログラム上で施術に有効と認定された設備とは別に、
  変則的ながら記憶回復に役立つ可能性を認められた疑似生命。

  当プログラムを生態系になぞらえれば、そうですわね……
  生産者あたりにでも相当することになりましょうか。

  代理的な意味合いを持ち、目的に対する作動因として機能することから、
  我々はこれを“アゴニスト”と呼んでいます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


いつものことながら、ガイドの解説は難解です。注釈を加えてみましょう。

生体内の神経情報が、電気信号として伝えられていることは
ご存知の方も多いと思います。
カエルの脚に電気を流すとピクッと動く、アレですね。

しかし神経細胞の切れ目では、無料版のゲーム中でも語られた「ドーパミン」のような
さまざまな化学物質が情報伝達のために活用されています。

こうした化学物質は、ビミョーに分子の配列が異なるよく似た物質であっても、
同じ効果を示してしまうことが知られています。
とっても大ざっぱな説明ですが、この「同じ効果を発揮できるよく似たモノ」のことを
【アゴニスト】と呼んでいるんです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  代理的な意味合いを持ち、目的に対する作動因として機能することから、
  我々はこれを“アゴニスト”と呼んでいます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ガイドのこの説明の意味、わかるでしょうか。
本来、記憶回復プログラムに使われるのは、ヒロインが最初に縛りつけられた
あの「施術台」だったはずです。

しかし、のちに現れたウネウネくんたちに襲われたときにも、ほとんど同じような
記憶回復効果が得られましたよね。
まさに「同じ効果を発揮できるよく似たモノ」です。

このことから、ガイドたちはあのウネウネくんを【アゴニスト】と呼んでいたと考えられます。

ノナプルナインのゲーム中に、ドバドバ登場する科学・医学・数学のコトバたち。
これらを読み解いていくことで、謎の答えが浮かび上がってくるかもしれません。

当ブログでは、ガイドのクッソわかりにくい口上にも、ガンガン解説を加えていきたいと思います。
では、また次回!



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