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【久方ぶりのごあいさつ】

ものすごく久々のブログ更新となりました。なんと、3か月ぶり!
ご無沙汰しております。

この間、ノナプルナインの開発をサボっていたわけではぜんぜんなく、ずーっとずーっと作業に徹しておりました。
むしろ「限られた時間を、開発に使うのかブログ更新に使うのか……」と悩んだ結果、やっぱりゲームをカタチにするのが第一と、ひたすらシナリオやらスクリプトやら絵描きやらモーション作りやらをがんばってた次第です。

そしてついに! その努力がカタチになる日がやってきた!
ででーん!



【ノナプルナイン、コミックマーケットに現る!】

なななななななななんと!
我らがノナプルナイン、コミックマーケット88の出展が決定しました!
時と場所は……3日目(8/16) 東ホール T20b
(クリックでWEBカタログにジャンプ!)



配置図00



位置的には、大通りの裏手みたいですね。
カタログにもしっかり載っていますので、上記サークルカットを目印に探してみてね。

いやー。今からもう、テンション上がる上がる。
どれくらい上がってるかって言うと……
ででーん!

上面図

こんなものを作っちゃうくらい。

説明しよう。これは、狭い狭いと言われるコミケのスペース(机)の上のレイアウトを、縮尺をちゃんとリアルベースで計算して描いた模式図である!

レイアウトしだいで、一般参加の方の集まりがかなーり違うよ、なんてことも言われますしね。
せっかくアニメーションがウリのノナプルナインなんだし、どうせなら映像を見てもらいたい。そう考えて、iPadを使っての展示を考えています。

これを、立体的なイメージ図に描き直したものがこちら。
ででーん!


レイアウト図


なに作ってんだよ、浮かれすぎだろ、とツッコんだアナタ。大正解。
浮かれております!
くりかえします。浮かれております!
念のため、もう一度くりかえします。浮かれております!

でも、なんかちょっと、いいスペースになりそうでしょ?

しかし……!

いやーそうか、ノナプルナインはコミケに出るのか。製品版もようやく完成か。
……などと思ったら、大まちがい。
そう。ノナプルナインは、ユーザーの皆様の予想を裏切るストーリー展開を志向しているのです。

つまり! 製品版は、まだ完成していません!
はい……ゴメンナサイ。



【ザ・体験版 第2弾!】

出展するのは製品版ではなく、体験版の第2弾です。
どんなものになるのか、ボンヤリとあらましを書いておきますね。


ボリューム
 ●体験版第1弾の2倍以上! でも3倍はないと思う!
  プレイ時間にすると、だいたい3時間ぐらい……
  と見積もっていたら、初見で6時間かかった人が現れちゃった!
  ……でも、ボリューム多すぎもダレるよなあ、とお思いの方!
  まあまあ下も読んでくださいよ。

コンテンツ
 ●アニメーション&動的演出、大幅追加!
  こういうのは、多い方が楽しいですもんね。ストーリーを盛り上げるため、
  ガンガン盛り込んじゃいました。
  とくに体験版第1弾以降の部分では、探索が少し進むごとにこういうイベントが入り、
  マンガ感覚・アニメ感覚でプレイできること請け合い!
  マンガを6時間読んだって、べつに飽きたりしないでしょ? そういうことですよ、たぶんね。

 ●ゲーム本編にもボイスを追加!
  体験版第1弾では、えろーん部分にしかボイスがありませんでした。
  でも今回は、ストーリー部分にもボイスを追加。いわゆるフルボイスではなく、
  テキストのしゃべり始めの一言にだけ、雰囲気ボイスがついているという形式です。
  でもね……そのボイスの種類が、1キャラにつき100パターン超えてるんだわ。

 ●オープニングムービー
  気合い入れて作ったオープニングムービーが入ります。ボイスつき、アニメつき!
  3分近いなかなかの大作なので、雰囲気も十分に味わっていただけるかと。
  ただし……「エロゲらしさが1ミリもない」と各方面から謎の反響が。

 ●今度はセーブができる! しかも、なんとロードもできる!
  セーブができるのはわかるけど……ウソでしょ? ロードまでできちゃうの!?
  余談:ちなみに、上記の6時間プレイヤー氏は、セーブせずブッ続けでプレイしてくれました。

エロティカリゼーション
 ●体験版第1弾では3種類だった「記憶回復術」が、倍の6種類にパワーアップ!
  しかも、モーションも(作ってる人が上達したので)さらに滑らかに。
  そして、クリックできる箇所が増えましたー! もちろん、反応も変わるよ。
  これで紳士もムッシュも、ジェントゥルメンも大満足だぜ! エロスエロス! ムッフーン!

価格
 ●無料になるか、100円~200円くらいにするか。
  この体験版でお金を稼ごうとは思っていないのですが、売り場が有料作品と無料作品で
  分かれているダウンロードサイトがありまして。
  有料作品のコーナーの方がはるかに人目につきやすい形になっているので、
  低価格の有料にしてそちらに置くべきかなーと考えているのです。
  有料にするとしたら、コミケでも有料にしなくちゃいけないですからね。

  ただ、パッケージ版だからといって価格を変えるつもりはありません。
  パッケージ版の原価は、物体だけで1つにつき300円前後なので、差し引きはお察し!
  このあたりは、どうするか決めたらまた告知しますね。
  ちなみに、こちらが1年前に無料配布したパッケージ体験版です。
  今回はどんな感じになるかな……?


package_omotepackage_ura



【今回はこのへんで】

久々の更新だし、もう少し何か書こうかなーと思っていたんですが、あんまり分量が多いのもよくないので、今回はこのへんで。
更新の時間がなかっただけなので、ブログに書けるようなネタ自体は、もうちょっとあるんですよね。
ネタがないから更新できなかった以前とは、ちょっと違いますよ!

とりあえずコミケまでの間は、2週間にいっぺんぐらいのペースでこのブログも稼働させていきたいのですが……
優先順位は、もちろん 開発>ブログ なので、滞っちゃったらゴメンナサイ。
そのぶん、体験版がいいモノになるってことです、きっと。

ノナプルナイン、皆様の期待に沿えるように、開発がんばっていきます。
製品版の完成まで、どうかあたたかく見守ってやってください。
それでは、失礼いたします!

Animate(アニメイト)という単語は、洋RPGなんかでは死者をコントロールするネクロマンシー風の魔法として出てきたりします。
なので、なんか憑依チックなオドロオドロしいイメージを持ってたんですが、本来は「生気にあふれて生き生きとした」っていうような意味なんですね。
精霊信仰なんかのアニミズムと同語源だとは知っていたので、余計に魔法めいた印象がありました。

例のよく動く黒ネズミの生みの親の、「子供に見せるものに黒魔術的な中二ネーミングを施してくれるわクックック……」というセンスが炸裂した結果だったりしたら面白かったのに。



などという、キャッチーさに欠けるマニアックな前置きをしたところで、皆様こんにちは。

久々のブログ更新となりました。
ずっと目まぐるしくノナプル開発に勤しんでいたので、個人的にはあんまり久しぶりという感じはしないのですが。
簡単なことならツイッターに書けちゃいますしね。

でも、オープニングの動画に入る予定のアニメ制作の進捗を報告するのは、ツイッターよりもブログ向けのネタかなーと思って筆をとりました。

というわけで、じゃん。
色つきのアニメのひとコマです。


nonuple9_animedayo.png


こういった感じのものが、ごく一部ですが動き始めています!
まだ動いている部分は予定のごくごく一部だけなのですが、それでも動くのを見ると完成がとても楽しみ。

それとともに、アニメ制作にかかる莫大な手間を目の当たりして、テレビ放映されているようなアニメ作るのっていったいどんだけ大変なんだよ……とあらためて感嘆しています。

ちなみに予定では、オープニングアニメのうちの数カットが、こんな感じのアニメーションになるはずです。

ノナプルのゲーム本編で使われているアニメーションは、ソフトウェアが計算で勝手に中割りを作ってくれています。
原理的には、いわゆるフラッシュアニメや3Dポリゴンと同じ形式ですね。

だから、オープニング用のこの絵のような、パタパタアニメの「中割りを全部気合いで描きます」というある意味でアナログ的、根性論的な手法には、素直に頭が下がるとともに度肝を抜かれてしまいます。

ましてや、パソコンどころかアニメ制作用の専門の機材さえない時代に、愛と気合いで戦い抜いた黒ネズミのおっさん(失礼)のパッションたるや。ひいいい。

いやー。アニメーションって、本当にいいもんですね。

話を戻しましょう。
このオープニング、写真から起こした実写的表現とアニメーションが交錯することになるのですが、それがどんな味わいになるかは、正直予測できない部分も多々。
でも、こういう無謀なチャレンジも同人ゲーム制作の醍醐味のひとつですよね。

もちろん本編も、体験版第二弾のリリースに向けて着々と調整中。
どうかもう少しだけ、楽しみにお待ちください。

さよなら、さよなら、さよなら!

直ったああああああああ!
パソコン直りました!


ええ、奥様。壊れてたんですよパソコンが。
そんで修理に出してたざますのよ。

そのせいで、スクリプトやテキスト中心の作業しかできなかったという悲しい現実が立ちはだかっていたのですが……

ああ、僕のもとに帰ってきてくれたんだね!
愛しのデスクトップ!


今までは、代替機として借りていたノートPCを、デスクトップ用のモニタとアナログでつないで大きい画面を確保していたのですが……

今日のキミは、とってもキレイだよ。
デジタル接続で鮮明そのものだよ。


今までは、ノートのスペック不足からデュアルモニタは我慢していたのですが……

キミたちは双子だったんだね!
画面サイズがけっこう違うけど!


というわけで。
ぶひーーーーー!
作業がはかどるぜ!

引き続き、ゴリゴリ作って参ります!

……完成じゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ。
nonuplenine_deforme.jpg


ででーん。
少し前にこちらのブログでもご紹介した通り、ノナプルナインに声優さんの演技によるミニボイスが入り始めています。

体験版のリリース前に、いち早くその雰囲気を味わえるようにすべく、サンプルボイスを聴けるしくみを用意してみました!

トップページのメニューにある「ギャラリー」の中に、サンプルボイスコーナーを作っています。
よかったら、そちらから聴いてみてくださーい!

かわいいチビキャラ絵をクリックすると、それぞれ20種類前後用意されたサンプルボイスがランダムで再生されます。


チビキャラはこんな感じ(実際の音声はこちらからどうぞ)。
nonuplenine_samplevoice.jpg

ひとつひとつのセリフは短いですが、実際のゲーム中では、この二人のキャラクターそれぞれになんと100種類以上のボイスが用意されています!

OH! 豪華!

例えば、何かを見つけて「あ」というだけのとっても短いボイスでも、

・なんとなーく見つけた「……あ。」
・なんかおかしいぞ、というニュアンスの「あ?」
・大変なことに気づいた「あ!」
・生死に関わる大事件の「あ!!!!!」


のように、いくつものパターンが用意されています。
細かいことのようですが、これらを文脈に合わせて丁寧に使い分けることで、感情表現の豊かさは何倍にも膨れ上がります。

その代わり、いちいち最適なものを試し聴きしつつ選んでいく手間は何十倍にも膨れ上がっちゃうんですけどね。

最新の体験版を、少しでも早く皆さんに遊んでいただけるように、ラストスパートがんばります。
よろしくお願いしまーす!




2015年。
人類は、存亡の危機に直面していた。
己が飽くなき欲望のために。


そう。
人は、決して抑えることができないのだ。
ゲームのクォリティが上がってくると、ビミョーな部分のアラが目につき始め、そこもクォリティアップを目指さずにはいられなくなる。
品質向上の連鎖。それは、人に生まれし者の宿命。

予兆は、昨年の末から見え隠れしていた。
ボイスが入り、絵的な演出も増え、ゲーム全体の豪華感が少しずつ増して来ていたのだ。
だが、その喜びを謳歌すると同時に、胸の中にどす黒い情念がくすぶり始めるのを感じてもいた。

どうせなら、オープニングももっとリッチな雰囲気にしたい。いや、すべきなのではないか?

そして人類は、ついに禁断の扉を開いてしまった。
「オープニング用にムービーを作る」という名の扉を……!



nonuplenine_econte00.jpg


(男の声) バカな! 動画を作るだけでも大変なのに、アニメパートを入れるだと? どれほどのコストがかかると思っているんだ!

(女の声) 声優さん、スタンバイOK。絵コンテ準備完了。動画制作……開始!

(少年の声) いいや。今さら引き返すつもりなんかないさ。あと少しでいいんだ……もってくれ、ボクの身体ッ!

(老婆の声) 体験版第2弾が公開されし時、動画もまた公開される……おお、古き言い伝えはまことじゃった……!

(少女の声) ウフフ……ウフフフフフ!



nonuplenine_econte01.jpg



深まる謎、絡み合う運命。オープニングムービーの行方は如何に!?

次回、ノナプルナイン開発ブログ第2話「というわけで、オープニングムービーにご期待ください」をお楽しみに!


 



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