皆さま。覚えていらっしゃいますでしょうか。
当ブログで、かつてユーザーの皆さまのレビューを紹介したことを。
しかも、とても長文のレビュー紹介を、中断したままになっていたことを。夏込み直後の時分は、「せっかくいただいたレビューなのだから、
許可してくださる限りは原則全部紹介していこう」と思っていたのですが……
量が。量が。量が。本当に、どうもありがとうございます。それだけ多くの方にノナプルナインを楽しんでいただけているというのは
大変光栄なことなのです。
しかし、紹介するからにはただのコピペではなく、こちらからもいろいろ
茶々を入れたりして、
レビューを下さった方にも喜んでいただけるようにしてぇなぁーというのがぼくの考えでして。
そうすると、毎週ブログでレビューだけを扱ったとしても、終わるのは
いったいいつになるやら……という状態でございます。
(もちろん、開発のほうもバリバリ進めたいわけですし)
というわけで、溜まっていく一方の皆さまのレビューですが、基本的に
こういう形で、たまーに紹介記事として扱っていく、ぐらいの感じにしようかと
思っています。
すべて紹介できる日は、来るのだろうか……?【乾燥】
自分のプレイしたゲームを、他の人はどういう感想を持って遊んだのかって
けっこう気になりませんか?
クリアしたばかりのゲームのアマゾンレビューなんか、つい見てしまいます。
前回からだいぶ間が開いてしまいましたが、
皆さまにもそんな感覚があるということを期待して(?)、
今回は、以前にいただいた詳細なレビューの続きをお届けします!相当なゲーム経験をお持ちの方のようで、とにかく着眼点が鋭いのがスゴイ!シナリオ面だけではなく、ADVのゲームデザインの面にまで踏み込んだ
ディープな話になりそうです。
すでにノナプルナインをプレイ済みの方は、ご自分のプレイ時の所感と
比較しながら見ていくと、楽しいかもしれませんよー!
また、
性質上若干のネタバレを含みますので、完全にまっさらな気持ちで
遊びたいという未プレイの方は、先にひととおり遊んでこられることを
オススメします!
過去記事はこちらでーす!【レビュー紹介 第1回はこちら!】http://nonuple999.blog.2nt.com/blog-entry-61.html【レビュー紹介 第2回(長文レビュー:前篇)はこちら!】http://nonuple999.blog.2nt.com/blog-entry-65.html
◆◆◆ 前回までのあらすじ ◆◆◆様々な角度からの観察により、ノナプルナインの演出・表現や
文章表現、そしてストーリーに高い評価を下したレビュワーさん。
しかし、PCが強制終了したことにより、図らずもゲームが中断して
しまうのであった……。
※以下、緑色のカコミ内がユーザーさんのレビューになります。いきなり、すみません。セーブ関連は、ノナプルナインに対するご意見でいちばん多いものです。
ノナプルナインは、初めからセーブ機能がついている市販の
ゲームエディタなどで作っているのではなく、オリジナルのエンジンで
動いているため、セーブの仕様も自作になっています。
フラグの持ち方との兼ね合いで、なかなかいいセーブ方法が
編み出せなかったのですが……
どうか、ご安心を。
製品版では、高頻度でバシバシとオートセーブが入る形に改善できる
メドがたちました。セーブ領域を選択する必要もなくなるので、そのあたりは一気に
遊びやすくなるかと思います。
ひええええ! 詰み!まあ、絶賛のレビューだけ羅列してもフェアじゃないし、何よりそんなの
読んでいて面白くないので、いただいたレビューはそのままストレートに
掲載させていただいております。
そして、ここ。
すでに何度か通っている場所ではあるのですが、そりゃ、抜け道に
気づかないプレイヤーがいるのも当然です。
ぼく自身、どんなゲームをプレイしていても、目の前にあるスイッチに
気づかないことだってたくさんありましたからね。
詰まってしまうことのないように、一度失敗した時点でヒントが出る形に
修正しました。当サイトのこちらから落とせる最新版では、修正が反映されています。
またヒロインは、マウスの左ボタンを押しっぱなしにすることで、
その方向にずっと歩き続けます。こうした機能や、新規追加されたメッセージスキップ機能についても、
最新版ではちゃんとTipsとして説明が出る形に改良しました。
ノナプルナインは、読むだけの物語ではありません。
すでに遊んでくださった方はご存じのとおり、操作の形式自体が
物語の仕組みに深く関わっています。これからも、いただいたご意見を反映しながら、より遊びやすく快適な
作品をめざしていきたいと思っています。
……そして、翌朝。ありがとうございます。
このへんは、なぜこのようなやり取りがあるのかも含め、何かを書くと
後半部分のネタバレになってしまいそうなので、詳細は割愛しますが……
「あなたに、私の気持ちなんかわかるわけない!」と、キャラクターがキレるシーンというのはよくありますよね。
キレた側に同情的な描き方の場合、
「ああ、確かにわからないさ。だけど……」とちょっと切り口の違う
視点を提示し、「え……?」となって和解したりします。
逆に、キレた側の認識が甘いような場合は、キレられた側が
説教に持ち込むようなパターンも見かけます。
でも、「いや、あなたの気持ちはわかっています」と、科学的根拠のある
実例まで持ち出して分析し、しかもそれが的確だなんてのは珍しいかなと。だいたい、こういう感情優先の場面では、科学や理屈というのは
否定される側に回るものですよね。
「科学じゃ人間の感情の機微までは説明できない」とかっていう風に。
でも、ノナプルナインは「理性」のゲームです。そう。エロゲなのに、理性のゲームなのです。だからこそ、あえて、かな。
最後までプレイしていただいたときに、こうした細かい部分まで含めて
「クッソ! なるほどな! やるじゃねえか」と思っていただけるよう、
後半部分の制作をがんばっていきますよー!
スミマセン! こればっかりは!ただひとつ、確実に言えることは……
ノナプルナインは、
「この結末がやりたくて作っているゲーム」であるということ。
そして前半~中盤部分は、最後に花を咲かせるための種まきのパートに
過ぎないということです。
どうか、今後の製品版の動向にご注目ください!ノナプルナインのミニゲームは、わざとゲージを押し上げて
「絶頂」を迎えさせることで、クリアに必要なポイントを下げることができます。
時間さえかければ、誰でもクリアできるように、ですね。
難易度は、製品版ではもう少し下げる方向で調整中です。クリアすることで、ミニゲームがギャラリーに登録され、
そこで使用されていた
アニメーションを、拡大縮小して好きなだけ
眺めることができるようになる予定です!えろえろアニメも、ああ見えて、細部までけっこうこだわって作っているのです。
恥ずかしい……でも、見てほしい……!
ギャラリーモードの実装をお待ちください!
さてさて。今回はここまでです。
2回かけて、ようやく2人目の方のレビューを紹介できました。
ボリュームたっぷりのレビュー、どうもありがとうございました!そして、もちろん紹介していないレビューはまだまだたっぷり。
また折を見て、少しずつしていけたらと思っています。
ノナプルナインのプレイヤーはまだまだ拡大中のようで、
新規のユーザーさんからもどんどんレビューをいただいています。
遊んでくださった方は、メールでもツイッターでも、
レビューをお寄せくださいね。お待ちしています!
【 次 週 予 告 】
ついに、この時が来た!
明かされる冬コミの当落。定められる運命。
「なぜなんだ! オレたち落選者は、コミケには出られないって言うのか!」
「その通り。すべては準備会の描いたシナリオ通りに進むのだ」
「そんな運命は、そんな筋書きは……このオレがブチ壊してやるッ!」
「まあそう熱くならずに夏コミに申し込めよ。な?」
「ううっ……ぐすっ」次回、ノナプルナイン開発ブログ999999999話
「当落決定」。
お楽しみにね!
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